WEBサイト飽和状態の時に必要なグルーヴ感
WEBサイト運営 | 2013.09.17
サイト制作をするときに「目的(ゴール)」を考えるのは当然で、例えば、こんな感じのパターンを想定したりしていませんか?
写真をみていいなーと思う
↓
コピーを読んで心ひかれる
↓
値段を知りたくなる
↓
自然なところに問合せボタンがある。
王道的な筋道かと思いますが、さて実際に人の心はこの様に段階的に動くでしょうか?
心はとても衝動的な部分を持っています。
衝動買い、一目ぼれ、急にテンションが上がる等・・・誰でも心当たりはあるでしょう。
おそらく、写真がきっかけであったとすれば、一瞬の間に心は「コレ欲しい!」位まで、気持ちのバロメーターが上がっていることも多いのではないかと思います。
そのくらいの勢いや強さがないと、WEBでモノを売る事は難しくなってきているのではないかと思います。
なにせ、WEBサイトを作る事は恐ろしく簡単になってきており、想像を絶する数のWEBサイトがインターネット上にはあふれているのですから。
とすると、もっとパンチを効かせて、心を鷲掴みするようなグルーヴ感(高揚感)のようなものを表現する必要があります。
その為には、ありきたりの事を順序良く分かりやすく伝えるだけでは足りず、「情熱・想い」といった独自のオリジナリティから生み出されるものがなくてはなりません。
「想い」を表す時に、注意が必要なのは、最初によく考えてぶれないようにする事です。
「想い」は、通常の説明文や情報と違って、後から部分的に付け加える事が難しく、サイト全体の端々ににじみ出てしまうようなところがあります。
文言や写真だけでなく、細かいデザインなどにも表れる要素です。
いいなーと思うサイトを模写してもなんだか魂が抜けている感じがするのは、想いの部分までは模写できないからではないでしょうか。
WEBサイトが乱立して飽和状態の今、「想い」をどれだけ込められるかは大事なポイントになってくるでしょう。