ホームページ制作の専門性における世の中の認知度など
IT関連ニュース | 2011.01.17
岐阜県が失業者を対象に募集した人材に約1カ月間のホームページ制作技術を研修し、県内に活動拠点を置く中小企業に無料でホームページを制作するそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110112-00000084-mailo-l21
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110115/CK2011011502000107.html
派遣会社と印刷会社が技術指導するそうですが・・・
(ホームページ制作会社じゃないのかな?)研修期間1カ月でどのようなサイトを作るのか興味があります。
確かに、ホームページ制作の基礎となるHTMLの習得はわりと簡単にできるものですが、インターネット知識やネットマーケティングは奥深いものですし、WEBデザインは、デザイン専門学校などもあるように、色彩学等の理解だけでなく、作品作りの実績を積む必要もあるかなり奥深いところです。そしてそれゆえ、一般の人には(作品の)良し悪しが分かりにくい部分もあります。
このあたりの事をふまえ、ホームページ制作の専門性を理解していただいた上での動きであってほしいです。
ホームページ制作のクオリティは本当に様々なので、
ホームページは無料でつくってもらえるものという安っぽいイメージが濃くなってしまう事はあまりよくないと思います。極端なたとえを出すと、
『研修1週間の人が建てた家を無料で提供するので住みませんか』
と言っているのに重なる部分はあるのではないかと思うのです。
しかし、幸い、ホームページは作った後に追加修正を加えて育てていくものです。
これをきっかけにホームページを活用する企業が増えるのは嬉しいことですし、採用された5名の方がホームページ制作技術を磨き続けて素晴らしいWEBデザイナーなりWEBディレクターなりへと成長されるとよいと思います。