「ホームページをリニューアルしたい」と思ってから完成までにやる7つの事
HTML・CSS, WEBサイト運営 | 2013.08.22
サイト運営者(ホームページ制作会社に制作依頼をする人)目線で、ホームページリニューアルを思い立ってから制作、完成までにやる事を時系列でまとめてみました。
1、ホームページリニューアルの必要性を感じる。
2、ライバルサイトを色々見る。
3、幾つかの制作会社に見積依頼をする。
4、「リニューアルの目的」を考える。
5、サイト内容、ページ構成を考える。
6、原稿作成や制作物のチェックをする。
7、完成。運営スタート。
売上が下がったとか、ライバル会社がサイトリニューアルしたとか、新しい情報に触れたなどで急に情熱的にホームページリニューアルの必要性を感じる人も多いです。
もしくは、必要性を感じつつ時期を逃していて、急に時間のめどが立ったなど。いずれにせよタイミングの要因は大きく関わっているように思います。
放置されているサイトは色あせて見え、最近リニューアルされたサイトは輝いて見えます。
「リニューアルしたい感」が高まりますが、多くのサイトを見すぎると、価値観がブレ、どのようにしたいのか分からなくなることもあります。
しかし、沢山のサイトをみる事(情報収集)は基本ですので、数十サイトは見る必要があるでしょう。
ショートカットをとったり、どのような点がいいと思ったかとメモする事をお忘れなく。
ほとんどの制作会社が無料で見積もりを出してくれますが、どのようなサイトを作るのか決まっていない段階なので、いずれにせよ概算見積もりになります。
明らかに安いところは必ず理由があります。
もらった原稿を並べるだけの制作だったり、テンプレートのデザイン制作だったり・・・
逆に、飛びぬけて高い場合は、必ずしもクオリティの高い制作をするとは限りません。営業が得意で制作は外部に任せている会社もありますので、ニーズに合わせた見極めが必要です。
そして、複数の見積もりを比べると、相場観が見えてきますので、それを元に作業範囲を考えていきます。
自分でやる部分と制作会社に依頼する部分や、制作規模やクオリティの目安をつけます。
制作会社の料金体系は様々で金額もピンキリですが、やみくもに「高い・・・。」とあきらめず、やりたい事を実現するためにはどうしたらよいかを相談してみるとよいかと思います。
制作会社の人とやり取りを重ねると「リニューアルの目的」について聞かれる事があるでしょう。
「とりあえず安くてかっこいいサイトを」等と言ってしまうとこの部分はありません。
本来、目的によって制作内容(制作料金)は変わってきますので、何のためにサイトリニューアルをするのか明確にする必要があります。
ブランディングをしたいとか売上を上げたいとかの目的を絞ります。
リニューアルの目的に合わせて、コンセプト、伝えたい事、ゴール等を考えていきます。
それによって、掲載内容や必要な機能が見えてきますので、改めて制作会社に見積依頼をするとより詳細な概算見積もりが分かります。
基本的に、リーズナブルで追加料金の発生がないところほど、テンプレートに近い制作で納期も早いです。
オーダーメイドでクオリティの高い制作の場合は、費用も時間もそれなりにかかってきます。
このあたりまでくると、依頼したい制作会社はほぼ決まってくるかと思うので、選定をし、契約や着手金の支払いなどをします。
制作を進めると色々な考えが出てきたり、他のサイトをみて気持ちが変化したりしますが、ここで目的の変更をすると中途半端なサイトができる事が多いです。
気持ちが揺れ動いたら、リニューアルの目的を振り返って、それにそった判断をする必要があります。
完成時には、思っているほど「感無量!」という気持ちは薄いかもしれません。
それは、リニューアルの完成はゴールでもあるのですが、新しい運営のスタートでもあるからです。
完成直後は、サイトの完成に伴うお知らせの更新や、facebook、twitterなどへの投稿、ニュースリリース発行など、慌ただしくなりますが、
ここでの新鮮な気持ちを如何に継続させて、運営を活発に行っていけるかが大切です。
以上、少しアドバイス的な事も踏まえてまとめてみました。
今制作を考えている人や制作途中の人等のお役にたてればうれしいです。