メーラー(Thunderbird)の受信ボックスからメールが消えた時の対処法
WEB制作の小技や機能, フリーソフト | 2012.06.20
一般的に、メーラー(メールソフト)は、古くなったデータを削除してやったりと、時々メンテナンスをしてあげる必要があります。
起動が遅くなったり、動作が重たくなったりしたら、危険信号。
しかし、完全に動かないわけではないと、ついついそのままにしがちです。すると、ある時突然、受信ボックスのメールが消えてしまったりすることがあります。(Thunderbirdユーザー談)
メーラーは多くの人が毎日のように使うツールで、そこにしかない流動的で旬な情報の宝庫でもあります。なので、いきなりそれらの情報(送受信メール)がなくなってしまうと、かなり「ヒヤリ」とするのは創造に難くありません。
しかし、この場合、「Inbox.msf」というファイルをリネーム(削除してもいいのですが、念の為、「_Inbox.msf」等の別の名前でとっておくと安心です。)するだけで、簡単に解決できる事があります。
「Inbox.msf」のある場所は、ちょっと奥深いのですが、以下に格納されています。
C:\Documents and Settings\『ユーザー名』\Application Data\Thunderbird\Profiles\『任意の英数字』.default\Mail\Local Folders
※『』(カッコ内)は、それぞれのPC環境によって変わります。
また、今回の「受信ボックスからメールが消えてしまった現象」の原因の一つは、動作が重いのにあれこれとボタンをクリックしてソフトをフリーズさせてしまった事も影響してそうです。
パソコンやソフト、システム等は正しく使えば、そう簡単に壊れるものでもありませんが、万能というわけではありませんし、“使い方”があります。
あまり無理を強いることはせず、定期的にメンテナンスやチェックをしてあげながら、うまく使いこなせるようにしたいものですね。