WEBサイトに顔写真は必要か?
WEBサイト運営 | 2010.03.26
スタッフ、社員や社長の顔写真を載せているWEBサイトは今や珍しいものでもありませんが
自分の写真を掲載してほしいと言われたら、どうしますか?
写真はOKだけど、名前はNG
横顔ならOK
何枚でもOK・・・
個人情報を気にする方や、写真がそもそも苦手という方もいると思います。
そこで、WEBサイトに顔写真を掲載する意味と本当に効果的な見せ方を考えてみました。
なぜ、WEBサイトに顔写真を掲載するのか?
- 親近感を持ってもらう。
- 安心してもらう。
この二つが、WEBサイトに顔写真を掲載する主な目的でしょう。
文字だけの情報だと、場合によっては、「本当に大丈夫なの?」という胡散臭さがあります。
そこで、より詳しい情報として、顔写真を掲載します。
例えば、「制作者のAさんです。」とか「この商品の担当者のB君です。」という感じです。
顔写真がある事で、「この人がやってくれるんだ。」という安心感を与えることができます。
さらに、テレビなどで見る有名人を自分の知り合いに思う感覚と同じで、
WEBサイトで顔写真を見ると、その人を知っているかのような親近感をもちます。
また、簡単に他にはできない事・・・例えば、
会社の中での人物撮影は素材集のモデルではできない事ですし、
作業風景や、個性的なポーズをとることなども、オリジナリティがあります。
イメージ写真ではなく、撮影したものを掲載するという“ひと手間”をかけると、
「ちゃんとやってくれそうな感じ」を与えることができます。
顔写真でないと駄目なのか?
顔写真を掲載した本人は、掲載していない人に比べると、責任感が変わってくる場合もあります。
かといって、イヤイヤうつむきがちな写真を掲載しても本末転倒です。
写真を撮られることに強い嫌悪感を持つ人もいます。
また、女性の場合などは、良い意味ではファンが付きやすく、悪い意味ではストーカーの標的になる恐れも無きにしも非ずです。
個人が特定されすぎないような情報の公開量に気を配る事も必要です。
そこで、もう一度振り返ってもらいたいのが、顔写真を掲載する目的です。
「親近感を持ってもらう」「安心してもらう」
これが目的であり、顔写真を掲載することが目的ではありませんよね?
効果的なスタッフ、写真紹介の方法
顔写真と言っても何も証明写真のように真正面を向き、目鼻立ちが分かるようにする必要はありません。
親近感や安心感を与えられればOKなのです。
作業をしている姿や、自然な横顔でも、それらを表現することは可能です。
しかし、顔が映ると嫌だからと意図的に顔をそむけているのは良くないです。
そこには作業に対する責任感を感じられませんし、安心してもらおうという思いを感じないからです。
どうしても無理であれば、顔写真は辞めて、
スタッフブログとして思いを込めた記事で伝える方法もあります。
文章だけでなく、身の回りの写真や、ちょっとした本音を垣間見せられる事で、時間はかかりますが、顔写真以上の事を伝えられる可能性はあります。
嫌がる人を説得してみんなの写真を揃える前に、
WEBサイトを見た人に親近感や安心感を持ってもらうためにはどうしたらいいのか・・・?
このことをよく考えてみる必要があります。